2017年2月15日
五右衛門風呂の改修工事をさせて頂きました。
(H様邸/日高川町)
先日、お客様から五右衛門風呂の釜の取替ってできますか?
という依頼がありました。
私自身、五右衛門風呂は聞いたことがありますが
実際に見たことや工事したことはありませんでした。
お客様は、何日もお風呂に入れなくて困っているとのことで
早速、現場確認させて頂きました。
初めて見た五右衛門風呂です。
お風呂を空焚きしてしまい、
慌てて冷まそうと水を入れたら、風呂釜が割れてしまったらしいです。
まずは、既存の五右衛門風呂の撤去から始まりました。
風呂釜の下側はこんな感じになっています。
新しい風呂釜を設置し、周囲のエプロン部分にレンガを積み、
タイル下地にモルタルを塗ってます。
周囲のエプロンおよび土間タイルを貼って工事完了いたしました。
工事の延べ日数は養生を含め5日程度でした。
五右衛門風呂について調べてみました
五右衛門風呂の名前の由来は、
豊臣秀吉が石川五右衛門をかまゆでの刑にしたという俗説から生まれました。
五右衛門風呂とはカマドを築いて釜をのせ、その上に桶を取り付け、
底板を浮き蓋とし、その板を踏み沈めて入浴します。
五右衛門風呂は底が鉄製であるのに対して、
長州風呂は全体が鉄製であります。
現在では長州風呂を五右衛門風呂として一般的に呼ばれています。